ビジネスマンなら知っておくべき言葉づかいの基本

ビジネスマンなら知っておくべき言葉づかいの基本のポイント解説

言葉づかいは大人になるためのケジメのひとつ

社会人になっても、学生時代と同じ話し方をしていると、「常識知らず」と思われたり、自分が意識していないところで恥をかいたりしてしまうこともあります。
会社の人間はお友達ではありませんので、ケジメをつける意味でも次のようなところに注意してください。

仲間内だけで通じる言葉は使わない。

同年代の知人と気軽に話すときのような接し方はしないで、きちんとした言葉づかいで接っしないといけません。
「それでぇ~」・「えっとぉ~」・「~みたいな」・「っていうか」
などと、語尾を伸ばしたり上げた話し方や曖昧な言葉を使っていませんか?
「ウザイ」・「キモイ」・・・
なんて言葉も聞き苦しいので絶対にやめてくださいね。

間違った言い回しに注意

普段よく聞き慣れている言葉でも、間違った言い回しということもあります。

・「よろしかったでしょうか」
→「よろしいでしょうか」
「よろしいですか」を過去形にはしません。

・「部長(個人名)のほうは出かけております」
→「部長は出かけております」
部長(個人名)は一人ですので、「のほうは」という言葉はおかしいです。

・「こちらが書類になっております」
→「こちらが書類です」
「書類になったもの」ではなく「書類である」のですから、この表現は正しくありません。
「ある」の丁寧語は「ございます」です。

・「1,000円からお預かりします」
→「1,000円お預かりします」
「から」は余計な、意味のない言葉です。

・「○○様でございますか」
→「○○様でいらっしゃいますか」
「ございます」は「ある」の丁寧語ですので、他社の方につけては失礼になります。

他にも「○○的には」という言葉、
例えば「私的には」や「長さ的には」など「~的」という表現はおかしな言い方です。
「私的」「公的」という言い方は問題ありません。

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