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◆ 弔問でのふるまいは、遺族への思いやりの心で
・受付
式場に入る前にはコートを脱ぎ、手に持ってから入るのが正式です。
まずは受付へ行き、「このたびは突然のことで、心よりお悔やみ申し上げます。」「ご愁傷さまです。」とお悔やみの言葉を簡潔に言い、きちんと礼をします。
ふくさに包んで持参した香典を出し、台の上に置いてからふくさを手早く開けて、中の不祝儀袋を取り出し、いったんわきに置いてふくさを軽くたたみます。
不祝儀袋を取り上げて相手側に向け直してから、「ご霊前にお供えください。」と言葉を添えて両手で渡します。
最後に記帳を忘れずに。
住所と氏名、必要なら会社名などをていねいに書きます。
この時、夫や上司などの代理で弔問していたら、その人の住所と氏名を書いて、左下に「代理」と書き添えます。(必要なら自分の名前も書き添えます。)
受付で名刺を出す場合は、名詞の左下の角を小さく折ってから渡します。
・通夜
通夜に参列するときには、僧侶が読経をしている間に焼香をするのが望ましいので、指定された時間帯に遅れないように会場に行くようにします。
読経と焼香が終わった後には、通夜ぶるまいとして食事やお酒が用意されています。
通夜ぶるまいには故人と最後に共にとる食事という意味があり、供養にもなることなので、すすめられたら遠慮せずにいただくようにしてください。
ただ、あまり長居をせずに、さりげなく失礼するようにします。
・葬儀・告別式で
式場に遅れていくのはマナー違反です。
なるべく早めに、遅くとも定刻の十五分前までには到着するようにします。
受付を済ませて席に着き、静かに葬儀の始まりを待ちます。
遺族の方へ声を掛けづらい場合は、無理に話しかけずに目礼だけでも大丈夫です。
不幸が重なることを連想させる重ね言葉など、忌み言葉(去る、帰る、返す、離れる、終わるなど)には気をつけて、亡くなった原因は直接尋ねないようにします。 精進落としまで出席した場合には、「お力落としのないように」などと励ましの言葉をかけて辞去します。
・出棺のお見送り
告別式が終わったら、よほどの事情がないかぎり、出棺まで見送ります。
私語を謹んで静かに待ち、霊柩車が出発するときはコート類は脱ぎます。
車に向かって、合掌または黙礼をして静かに見送ります。
・キリスト教の場合
キリスト教の場合、告別式は教会で行うのが一般的です。
本来通夜にあたるものはありませんが、日本の風習に合わせて「前夜祭」を取り入れている場合も多いようです。
宗教違いの供物(線香や酒、果物など)を贈らないように、供物をそなえる風習はありません。
「ご愁傷さまでした。」というお悔やみの言葉や、「ご冥福」「成仏」といった仏教用語はタブーです。
・手伝いを頼まれたら
近親者や家族とも親しくしているのであれば、手伝いを頼まれることもあるかと思います。
いずれにしてもできるだけ早く駆けつけ、自分から申し出るのが礼儀です。
女性であれば、地味なエプロンを持参していくといいです。
・忌み言葉に気をつける
慶事同様、通夜・葬儀の場でも使ってはいけない言葉(忌み言葉)があります。
*悲しいことをくり返すイメージの言葉
再び・続いて・たびたび・重ね重ねなど
*悲しみを助長する言葉
大往生でした・天寿をまっとうしました・あんなに元気だったのに・・・など
「死ぬ」は「ご逝去(せいきょ)」や「永眠」に言い換えて使います。
・対面
遺体との対面は自分から申し出ません。
遺族から遺体との対面を求められたら、
「一目だけお目にかかってお別れさせていただきます」といって、顔を横からのぞく程度にします。
遺族から言われないかぎり対面はしないこと。
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