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日本料理には大きく分けて、会席料理と懐石料理(どちらも読み方は同じカイセキリョウリ)と、そばやお寿司など専門の料理があります。

日本料理は、海のものと山のものとがバランスよく使われ、四季折々の旬の素材が取り入れられています。
また、少量ずつ品数が多いのも特徴で、味付けや料理法なども多彩です。
その季節の味わいや盛り付けなどを楽しむ料理です。


*日本料理の種類

改まった席や宴席での代表的な料理が会席料理です。
お酒を楽しむ為の食事で品数が多く、料理の最後にご飯と止め椀(みそ汁など)が出てきます。
会席料理は一品ずつ出される場合と、旅館のように最初から料理が並べられていて、あとからご飯や止め椀、デザートなどが出る場合があります。

懐石料理は、茶道と共に発達した料理で、正しくは「茶懐石料理」といいます。
本来はお茶席で出されるものですが、現代風にアレンジされたものを出す店もあります。
茶席で出る懐石料理は一品ずつ出されますが、レストランでの場合は最初から料理が並べられている場合もあります。

料理が全部一緒に並べられている場合も、なるべく献立の順番に沿って食べるのがスマートです。


会席料理の献立例
1、先付
前菜です。
お通し、突き出しなどとも呼ばれています。
2、吸い物
季節の味や香りを楽しむ、すまし仕立ての汁物です。
3、刺身
おつくりとも呼ばれます。
4、煮物
炊き合わせとも呼ばれます。
5、焼き物
尾頭付きの魚や切り身の魚などを焼いたもの。
6、揚げ物
天ぷらの盛り合わせが一般的です。
7、蒸し物
茶碗蒸しが一般的です。他にはかぶら蒸しなどもあります。
8、酢の物
海草や野菜の酢の物など、和え物もあります。
9、ご飯・止め椀・香の物
止め椀はみそ汁、香の物は漬物のことです。
10、水菓子
季節の果物や、シャーベットなど。
11、菓子・お茶
まんじゅうなどのお菓子とお茶が出ます。
懐石料理の献立例
1、ご飯・椀・向付
ご飯とみそ汁、向付(一般的には刺身)が出ます。
2、椀盛り
季節の煮物で、懐石料理ではメインディッシュにあたるものです。
3、焼き物
魚介を焼いたものが出ます。
4、強肴
炊き合わせや和え物などが1〜2品出ます。
5、箸洗い
箸を清めるという意味の小さい吸い物のこと。
6、八寸
海のものや山のものを盛った酒の肴です。
7、湯桶・香の物
ご飯をお茶漬けにしていただきます。
8、主菓子・抹茶
季節感のある生菓子と濃茶が出てきます。


*ちょこっとメモ

和食のルーツは「本膳料理」で、最も古くて格調の高いものです。
冠婚葬祭などの儀式に古くから使われてきました。
料理が並べられた脚付きの膳が5膳出るのが最高級とされています。
この本膳料理を簡略にしたものが、会席料理です。
懐石料理の儀式にも影響を与えています。


 会席料理の流れ(1)


  
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