トップページ >> テーブルマナーメニュー >> 日本料理のマナー・会席料理の流れ(1)


   




会席料理はお酒も一緒に楽しむものなので、堅苦しくなりすぎず、和やかな雰囲気でいただきます。
初めてでも緊張しすぎることがないように、メニューの流れやいただき方をチェックしておきましょう。
一般的な会席料理の流れと、それぞれのいただき方についてまとめてみました。

先付

季節の味覚や珍味を少しずつ盛り合わせたものです。
一口で食べれるような小さな料理が盛られていますが、空腹だからといってパクついてしまっては恥ずかしいので、美しい盛り付けをなるべく崩さないように心がけて、ゆっくりといただきます。

・大きいものは箸で切る
一口で食べられるものも多いですが、大きいものは箸で切っていただくようにします。
大きいまま歯で噛み切るのはマナー違反。
どうしても箸で切れない場合は、懐紙やハンカチなどで口元を隠しながら噛み切るようにします。

・串物の場合
小さい串物は先付によく出されます。
左手で串を持ち、端で料理を全部はずして、そのあと箸でつまんでいただきます。
会席料理の場合、串を持ってそのまま食べるのは上品とはいえません。

・小鉢
先付に小皿や小鉢に盛られた料理が添えられていることがあります。
小さいものは器ごともっていただきます。

・食べる順番に迷ったら
盛り合わせの先付はどれから食べても問題はありません。
迷ったときは左からいただくようにします。
左に薄味のものが盛られ、右ほど濃い目の味付けになっています。

・食べ終わったら
あしらい物や串などを散らかしたままにせずに、器の隅にひとまとめにしておきます。
懐紙があれば、かぶせて隠しておきます。

吸い物

季節の魚介や野菜が使われた、すまし仕立ての汁物です。
器には漆器や塗りの椀が使われることが多いので、傷つけないようにていねいに扱います。

ふたの取り方
1、左手を器に添え、右手の親指と人差し指でふたをつまんで開けます。
2、器の上でふたを縦にして内側の水滴を落とし左手を添える。
3、ふたを両手で持って、器の右側に内側を上向きにして置きます。

・ふたが開かない場合
左手で椀をしっかりと支え、右手で椀の縁をはさみつけ、椀とふたの間に空気を入れると開きます。
それでも開かないときは、両手で椀の縁をはさみますが、無理をせずにお店の人に頼んでもかまいません。

・食べ終わったら
ふたを開けたときの反対の動作でふたを元に戻します。
ふたを裏返して椀にのせることはNGです。
塗りのお椀は傷つきやすいのでていねいに扱うようにしてください。

刺身

会席料理のメインディッシュのうちの一つです。

食べ方
1、しょうゆ皿を持って箸を取り上げ、わさびを適量とって刺身の上にのせます。
2、刺身をしょうゆにつけます。わさびをしょうゆにつけないように注意してください。
3、しょうゆ皿で受けながらいただきます。この時しょうゆ皿を持たずに、懐紙で受けてもいいです。

わさびをしょうゆに溶くのはNGです。
本わさびの場合はせっかくの香りや辛味が飛んでしまいますし、わさびを味わうのも料理のうちなのです。

・船盛りの場合
宴会では、刺身が船盛りや大皿ででてくることがあります。
取り箸がない場合は、ほかの刺身に箸が触れないように気をつけましょう。
箸を逆さにして取り分けるのは、あまり美しくありません。

煮物

ふた付きの椀で出された場合、ふたの扱いは吸い物と同様にします。
汁気が多い煮物のときは、ふたの裏や懐紙で受けていただきます。
両手で椀を持って汁を飲んでもかまいません。

・小さく切る
一口で食べられないものは、箸で切って食べます。
小さい器の場合は持っていただきましょう。
里芋など、箸でつかみにくいものもありますが、箸で突き刺すのはNGです。

焼き物

切り身魚の焼き物が一般的で、塩焼き、照り焼き、西京焼きなどの種類があります。
ひと口ずつ切って食べます。

食べ方
1、焼き物の上にあしらってある松の葉などをはずします。
2、レモンが添えられている場合は、好みで絞ります。左手で覆って汁が飛ばないように気をつけます。
3、箸で左端からひと口大に切って食べます。最初に全部切ってしまわないようにしてください。
4、はじかみ(しょうがの甘酢漬け)は魚の生臭さを消すものなので、最後にいただくようにします。

皮まで火を通してあるので、残さずに食べるようにしますが、どうしても苦手な場合はあしらい物などと一緒に器の隅にまとめるか、懐紙で隠すようにします。

・大根おろしがついている場合
ひと口大に切った魚に適量をのせて食べるようにします。
・尾頭付きの場合
上身を頭の方から尾の方へと食べて、中骨をはずします。
魚の上下はひっくり返さないように、下の身も同様に左から右へと食べます。


 会席料理の流れ(2)


  
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