年賀状と年賀欠礼ハガキの書き方

年賀状と年賀欠礼ハガキの書き方のポイント解説
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年賀状

年賀状はお世話になっている人やご無沙汰をしている人に、新年のお祝いの言葉を伝えるあいさつ状です。
前年に年賀状をもらった人、いつもお世話になっている先輩や上司、めったに会えない遠方の友人には出したいものです。
1月3日までには届くように早めの準備が必要ですが、もしも届くのが1月7日を過ぎるようでしたら「寒中見舞い」として出すようにします。

年賀状の注意点

1. 「去年」は使わず、「旧年」「昨年」を使う。
2.相手が不快になるようなことは書かない。
(年賀状は本人以外の家族の目にとまることが多いものです。)
3. 基本的に用件は書かない。ただひと言、相手に伝わるメッセージを入れるだけでOKです。
4. 上司や目上の人には手書きで書くと好印象です。
(パソコンなどで刷ったとしても手書きの一文を添えるようにする。)
5. 出していない人から年賀状が届いたらすぐ返礼を出す。
(1月2日以降投函の場合は、「元旦」とは書かず、その日の日付を書く。)
6. はじめての人には(よほど親しい仲では無い場合は)、家族などの写真入のものは使わないようにする。
(子供や家族の写真入りは、友人や親戚など親しいひとだけにするのが無難です。)

年賀状の基本のパターン

文頭に賀詞を大きめに書き、次に小さい文字であらたまったあいさつ文を書きます。

賀詞

謹賀新年・賀正・賀春・頌春・迎春・恭賀新年・慶春・敬寿瑞春・寿春・喜春・瑞祥新春・迎春万歳・新春万福
あけましておめでとうございます・新春のお慶びを申し上げます・謹んで新年のごあいさつを申し上げます

あいさつ文は、相手との関係によって次のようなパターンもあります。

【上司やお世話になった人】
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もなにとぞよろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。
【恩師・ご無沙汰している目上の人】
平素のごぶさたをおわび申し上げます。
【相手の健康を祈る場合】
本年も皆様のご健康をお祈り申し上げます。
【相手の幸福を祈る場合】
本年が皆様にとって幸多い年でありますようお祈り申し上げます。
【新年を迎えた喜びを伝える場合】
皆様おそろいでよいお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

「元旦」と書くときは「一月元旦」とは書きません。
元旦は新年の最初の朝という意味です。

寒中見舞いとは

寒中見舞いは、寒さが厳しい地方に住んでいる人や、お年寄りなど、寒さのお見舞いをする季節の便りです。
1月6日ごろの小寒から、2月4日ごろの立春までの間に出すのが一般的です。
喪中で年賀状が出せなかった場合や、出してない人から年賀状が届き1月7日くらいまでに出せなかった場合の年賀状代わりとしても活用できます。

「寒中お見舞い申し上げます」
という書き出しではじまり、以降は年賀状を出さなかったおわびや返礼、近況などを書いて差し支えはありません。
ただし、年賀状の残りのハガキは使わないようにしてください。

年賀欠礼ハガキ

身内に不幸があったときは、翌年の年賀状は出さない習慣となっています。
年賀状をもらわないということを、年賀欠礼ハガキを出して、喪中であることを通知します。
服喪期間は基本的に1年です。
相手が年賀状を書き始める前に出すのが最低の礼儀です。
12月初めに届くようにします。

年賀状が届いてしまった場合は「寒中見舞い」で返礼をします。
服喪中であったことを、相手が知らずにいたことはこちらの責任です。
相手が「失礼なことをしてしまった」という感じにならないように、さりげなく出すことが重要です。
1月7日が明けてから出すようにして、「年賀」の文字は使わずに「年始」に変えます。

定番のフレーズ

・喪中につき勝手ながら年末年始の礼を欠かせていただきます
・喪中につき新年のごあいさつをひかえさせていただきます
・喪中につき年末年始のごあいさつを欠礼いたします
・喪中につき新年の賀詞を失礼いたします
・喪中につき新年のごあいさつを遠慮させていただきます

時候のあいさつなどの前文、結びのあいさつの末文は不要です。
誰が亡くなったのかぐらいはわかるようにします。

年賀欠礼ハガキを受け取ったら、当然年賀状を出してはいけません。
手違いで年賀状を出してしまったことがわかったら、お詫びとお悔やみの言葉を添えてハガキを出しましょう。
喪中と知っていても、相手が親友で新年のあいさつをしたい場合は、寒中見舞いで気持ちを伝えることは可能です。
寒中見舞いはハガキでなくても封書でも構いません。
内容では、悲しい思い出にふれないようにします。


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