お中元・お歳暮を贈る際のポイントとマナー

お中元・お歳暮を贈る際のポイントとマナーのポイント解説
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お中元

贈る時期

7月初めから15日頃までに贈ります。
遅くなってしまった場合は、立秋(8月8日頃)前なら「暑中御見舞」、立秋後なら「残暑御見舞」として贈れば大丈夫です。
相手が喪中のときに贈り物をするのは失礼と思われるかもしれませんが、お中元とお歳暮はお祝いではなく、お礼を兼ねたあいさつになるので、失礼にはあたりません。
初めから知っていれば、水引をつけない無地の短冊で贈るようにしてもらいます。
ただ、四十九日にかかる場合はそれを過ぎてから贈るようにします。

どこまでの人に贈るのか

お中元は「日ごろお世話になっていることに対して感謝を伝える」ためのもので、恒例の気軽なあいさつ代わりの贈り物です。
先輩、上司、大家、隣人、両親、親しい親類など、普段お世話になっている人たちへ贈ります。
お中元は一度贈ってしまうと、次から贈るのをやめにくくなってしまうこともあるので、贈る範囲をあまり広げないようにする注意が必要です。
初めて贈る人の場合、送りっぱなしにせずに「あいさつ状」を送ったほうが親切です。
これは商品より早く先方に届くようにします。

あいさつ状の例文

拝啓
お暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
日ごろ何かとお世話になりながら、ごあいさつにも伺いませんで失礼のほどどうぞお許しください。(※)
さて、本日○○デパートより心ばかりの品をお送りさせていただきました。
ご笑納いただければ幸いです。
暑さ厳しき折、お体にはくれぐれもお気をつけください。
敬具

(※)お礼や近況報告など、状況に合わせて臨機応変に、2~3行ほど書きます。

贈り物の金額は?

三千円程度です。
見栄を張って高い商品を贈る必要はありません。
お中元に三千円程度だったらまず恥はかきません。
逆に高すぎるもの贈ると相手に、「何かウラがあるんじゃないか?」と勘ぐられてしまいます。

お歳暮

贈る時期

12月初めから20日頃までに贈ります。
時期がずれてしまったら、年明けには「お年賀」、松の内(1月7日)を過ぎたら「寒中御見舞」として贈るようにします。
お中元同様、喪中の人に贈っても失礼にはあたりません。
四十九日にかかる場合はそれを過ぎてから贈るようにします。

どこまでの人に贈るのか

お歳暮は「この一年お世話になったことに対して感謝を伝える」ためのもので、一年のしめくくりのあらたまったお礼代わりの贈り物です。
就職の世話をしてくれた人など、自分の生活上でこの一年にお世話になった人、そしてお中元と同じメンバーへ贈ります。
基本的にお歳暮は、その年特に世話になった人などへ一度限りで贈るものです。
なのでお歳暮は商品が届く前に、ハガキでどんなことでお世話になったか、そのお礼の品であることなどを、お礼の言葉と共に贈る理由を知らせたほうが贈られる側も負担を感じなくてすみます。

あいさつ状の例文

拝啓
本年も余すところあとわずかとなりました。
皆様お変わりございませんでしょうか。
さて、本年は格別のご厚情を賜りまして、まことに有難うございました。おかげさまでお世話いただいた仕事の方も、順調に、なにごともなく過ごしております。(※)
このたび、○○デパートより形ばかりのお歳暮の印をお送りさせていただきました。
お納めいただければ幸いでございます。
まずはお礼かたがたごあいさつまで。
敬具

(※)お礼や近況報告など、状況に合わせて臨機応変に、2~3行ほど書きます。

贈り物の金額は?

三千~五千円程度です。
お中元同様見栄を張る必要はありません。

お中元・お歳暮のポイント

日ごろお世話になっている方や取引先に感謝の気持ちを込めて贈るのが、お中元とお歳暮です。
贈り先の家族構成などを考慮して喜んでもらえるものを選びたいですね。

仕事では、会社を代表して取引先などに出向いて手渡すケースもあると思います。
「いつもお世話になっております。日ごろ(暮れ)のご挨拶代わりに、心ばかりの品をお届けに参りました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。」
などとあいさつを。
渡すときは、紙袋から出しておくことを忘れずに。
もちろん紙袋は持ち帰ってくださいね。

本来は品物を持参して直接手渡すものでしたが、今ではほとんどが宅配になっているようです。
この場合はあいさつ状を品物より先に届くように出しておくと、より丁寧です。

基本的にお中元・お歳暮ともお返しは必要ありませんが、届いてから2~3日以内にはかならずお礼状を書くようにします。
ただし、日ごろから大変お世話になっている方や上司から贈られた場合は、同額程度の品をお返しするのが常識です。

立場上受け取るのを拒否したい場合は、開封せずに返送するのが原則です。
「ご厚意まことにありがたく存じますが、立場上受け取れません。今後はどうぞお気遣いなさいませんよう、お願い申し上げます。」
などと書いた手紙を添えて返送します。

こんなときどうする?

目上の人に商品券やギフト券を贈ったら失礼?

ギフト券やおコメ券、百貨店共通商品券は、好きなときに商品と引き換えられる便利さがあって人気があります。
目上の人には、ギフト券でも現金に近いので、贈ったら失礼になるのではないか?
と心配してしまいますが、
「失礼とは存じましたが、ご都合に合わせてお取替えいただけると存じまして、この品にいたしました。」
などひと言添えて贈れば、失礼にはなりません。

お中元を贈るのをやめたい

お中元やお歳暮は、基本的には継続して贈るものですが、もし贈るのをやめたいのならば、まずお中元をやめてお歳暮だけにするなど、徐々に負担を減らしていきます。
お世話になっていた相手には変わりはないので、年賀状を出すなど季節のあいさつだけは続けたいですよね。

(お中元・お歳暮)何を贈ればいいのか?

同じ商品が重なっても相手が困らない物を贈るのが基本です。
例えば保存がきく、油や調味料などは重なっても困ることはありません。
相手の嗜好や家族構成、年齢などをあらかじめリサーチしておくことも必要です。
品物に迷ったら季節感を持たせた商品を贈るのが無難です。
生ものの品を贈る場合は、相手の予定をチェックしておくことも忘れずに。


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