日本食の食べ物別作法集

日本食の食べ物別作法集のポイント解説
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お寿司やうなぎなど専門店で食べるほかに、訪問先でごちそうになることもあると思います。
日本の伝統食を美しい作法で食べられるように、日ごろからの心がけが大切です。

にぎり寿司

会席料理の締めのご飯として出されることもあります。

食べ方

1、しょうゆ差しを両手で取り左手でふたを押さえて注ぎます。
2、箸でにぎり寿司を横に倒し、上下からはさみます。
3、ネタを下にしてしょうゆをつけます。ご飯にしょうゆをつけると、バラバラと崩れてしまうので気をつけましょう。
4、しょうゆ皿や懐紙で受けながら食べます。

ちらし寿司の場合

ネタにわさびをのせてしょうゆをつけて食べ、ご飯を食べます。

お寿司屋さんでのマナー

出されたらすぐ食べる

職人はネタやご飯の温度、握り具合などを見計らって握っているので、出されたらすぐに食べることがマナーになります。

通ぶらない

通はまず玉子焼きから注文するなど、いろいろいわれたりしますが、知らないのに通ぶるのは恥ずかしいことです。
素直に好きなものから注文した方が好印象です。
がり(しょうが甘酢漬け)やあがり(お茶)などの業界用語を使うもの避けたほうが上品です。

手で食べてもいい?

寿司屋でなら手で食べてもかまいません。
親指と中指で寿司をはさみ、人差し指でネタを押さえて、ネタにしょうゆを付けていただきます。

ざるそば

そばを取りすぎると、ひと口ですすれません。
この時歯で噛み切ることはマナー違反です。
ひと口ですすれる量を取るのがコツです。

食べ方

1、両手で器を取り上げて左手で持ち、箸やねぎやわさびなどの薬味を適量入れます。
2、ひと口ですすれる分のそばを取ります。取りすぎたと思ったときは、戻してもう1回取り直します。
3、そばをサッとつゆにくぐらせ、ひと口ですすります。つゆを付け過ぎないように注意します。
4、食べ終わったら湯桶からそば湯を注ぎ、器を持って飲みます。

音を立てて食べるのはNG?

会席料理でそばが出たときは、なるべく静かに食べますが、そば屋では音を立てて食べた方が粋といわれるくらいなので、気にせずいただきます。

そば湯とは

そば湯はそばをゆでたときのゆで汁です。
そばの香りが移って風味がよく、そばに含まれる栄養素が溶けているので、つゆの残りに注いで飲みます。

うな重

お重で出る料理は、お重が大きかったりして持ちにくいときは置いたまま食べてもかまいません。
その場合左手をお重に添えて、犬食いにならないように背筋を伸ばしていただきます。

食べ方

1、ふたを両手で取って裏返して向こう側へ置きます。向こう側にスペースがないときは横に置いてもかまいません。
2、両手でお重を取り上げて左手で持ち、箸を取り上げていただきます。

テーブルが狭くてふたを置く場所がないときは、お重の下に重ねても失礼ではあたりません。
座敷の場合、畳の上に置いてもいいです。

鍋料理

大鍋をみんなでいただくときは、まわりへの気配りが大切です。
とり皿を持ち取り箸で具を取り分けます。
つゆはお玉などですくって、薬味を入れていただきます。
鍋から取り分けるときに、立ち上がって遠くの具を取るのは、上品ではありませんので辞めましょう。
魚介などのメインの具は全員が食べられるように気をつけます。

うどん・そば

温かい麺料理の食べ方は、持てる丼は持って食べるのが基本です。
ひと口ですすれる量を取って食べます。
丼が大きかったり熱かったりするときは、置いたままいただきます。
れんげがついている場合は、麺をれんげで受けながら食べるようにします。

お弁当

会食の席ではお弁当が出る場合もあります。
ふたを両手で取り、裏返して向こう側へ置きます。
置くスペースがない場合はお弁当の下に重ねてもかまいません。
最初に先付にあたるものに箸をつけ、なるべく会席料理の流れに沿って食べるのがスマートです。


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