災害見舞いについて

災害見舞いについてのポイント解説

家族以外で災害地へ電話するのはやめよう

風水害や地震、火事といった思いがけない災害に知人が遭ったことを知ったら、まずは安否の問い合わせをします。
近くであればすぐ現場に駆けつけて手伝うことが第一です。
動きやすい服装で、ぞうきんや軍手など必要と思われる用具も持参するようにします。

災害のあった家に電話するのは大変失礼です。
相手はとてもショックを受けた状態ですので、応対できないと思います。
現場が近くても、遠くても、とりあえず寝具や衣類、食料、冬なら防寒具など生活用品を届けるようにします。
贈る形にはこだわることはなく、あまり古いものや汚れいているものでなければ、新品でなくてもいいものです。
できる範囲でお見舞いをします。
火や水が不自由なのにカップラーメンなど送ってしまっても、ちょっと迷惑になるので、それが本当に使えるものかどうか、よく考えることが重要です。

お見舞金を見舞い状

遠方であれば、お見舞金を見舞い状と一緒に送ります。
お見舞金は生活が落ち着いてから贈ります。
その場合は、先方が受け取り可能であるかの確認したうえで手配します。
落ち着いた頃にお見舞いするなら、ささやかでも現金のほうが喜ばれます。
この時注意するのは、ごく普通の封筒を使い、表書きは「御見舞い」にします。
目上の人へ現金でお見舞いしても、この場合は失礼にはなりません。

自分が火事や地震などの災害にあったとき

すぐに知人に連絡します。
取り急ぎ電話するのは、上司と親戚の代表者ぐらいです。
その他の親しい人には電報やハガキで連絡します。
早く伝えるには電報が一番です。
災害によっては電話回線がつながらないことがありますが、その際連絡が遅れても失礼ではありません。
被害状況の報告は、相手が対処しやすいようにありのままを伝えます。
災害見舞いのお返しは必要ありません。

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