ちょっとユニークなダイエット方法まとめ【16選】

豆乳ダイエット

豆乳ダイエットとは

低カロリー、低脂肪、良質のたんぱく質たっぷりの豆乳を毎日1杯以上飲んで、食事の量を減らし、また腸内環境も整えて、便秘を解消するダイエット法です。

とくに食前に飲むと満腹感を得られて、食事の量も自然と抑えられて効果的です。
「畑の肉」と呼ばれている大豆には、ローカロリーでありながら栄養素をバランスよく含んでいる自然健康食品です。
豆乳はは大豆とほとんど変わらない栄養素を含んでいます。
その代表的な成分に「大豆ペプチド」と「大豆サポニン」があります。
大豆ペプチドには、吸収してしまった脂肪の燃焼を促し、大豆サポニンには、脂肪・糖質の吸収を遅らせてくれる効果があります。
そして、豆乳に含まれているオリゴ糖の便秘を解消する働きも加わって、痩せることが期待できるというわけです。

ここもすばらしい!

イソフラボンという成分も含まれていて、体内で女性ホルモンと似たような働きをするため、老化防止、美肌効果があり、あと更年期障害を軽くするとも言われています。
豆乳は牛乳と比べると、カロリーが3分の2で、たんぱく質の量は多く、脂質は少なく、コレステロールは0(牛乳には100g中12mgのコレステロールが含まれている)です。
そのほか、悪玉コレステロールをやっつけるレシチン、体の酸化防止に効果があるサポニン、フィチン酸など、健康に役立つ成分が含まれていて、健康にとても良い飲みものです。

ポイント

決して食事全てを豆乳にするというダイエット法ではありません。
豆乳が苦手という人は、牛乳の代用と考えてみて、普段コーヒーにミルクをいれるところを豆乳を入れてみたり、料理に使ってみたり、フルーツやヨーグルトなどと一緒にミキサーにかけて豆乳フルーツジュースを作ってみたりして、取り入れてみるのはいかがでしょうか?
冬には豆乳鍋もオススメですよ。

豆乳にはよく見ると、無調整豆乳と調整豆乳があります。
もちろん調整してない大豆を絞ったままの濃度の高い豆乳の方がいいのですが、自分の好みの味の豆乳を探してチャレンジしてみてください。

ヨーグルトダイエット

ヨーグルトダイエットとは

ヨーグルトに含まれる乳酸菌の効果で、腸内にある善玉菌を増やして腸内環境を整えて便秘を解消し、吸収率が高いカルシウムで脂肪を分解するダイエット法です。

ヨーグルトを摂取することで腸の働きを活発化させて、体内で蓄積された廃棄物を体外へ排出するので、腸をお掃除してくれて、いつもすっきりしたおなかになれるのです。
乳製品をたくさん摂ると脂肪が増えて太るといわれていますが、ヨーグルトに含まれているカルシウムは牛乳に比べると吸収率が高くて、体内に十分に吸収されるため、脂肪が増えにくくなります。
また脂肪分解も進むので、その結果脂肪細胞も小さくなります。
ヨーグルトは花粉症の症状を和らげる目的から売り上げが増えて、それと同時期にヨーグルトを食べると体脂肪率や体重が減少するという報告があり、ダイエット効果に注目が集まりました。

ここもすばらしい!

健康食品としても有名なヨーグルトですが、便秘解消以外にも体にいいことはたくさんあります。
具体的には、
・肌荒れ、ニキビを治す
・骨や体を丈夫にする
・老化を防止する
・体の免疫力をアップする
・血中コレステロール値を下げてくれる

ポイント

ヨーグルトは1日500gとるのが理想的です。
1度に500gとるのではなく、できれば2~3回にわけてとるとよいでしょう。
例えば、朝食代わりにヨーグルトを200gほど食べて、昼食と夕食前に残りの300gを分けてとるというように、数回に分けて食べるほうが効果的です。
食前にとることで満腹感が得られて、食事の量も自然と抑えられます。
ヨーグルトの種類は、無糖または低糖で低脂肪のプレーンタイプが好ましいです。
また、食物繊維豊富なドライフルーツやマグネシウムをたくさん含んだナッツ類をトッピングすることで効果はパワーアップします。

ヨーグルトのみ食べて他の食べ物は一切摂らないというようなことは、栄養が偏ってしまうのでなるべく避けてください。
ヨーグルトは人によっては、一気に食べるとおなかを下したりしてしまうこともあります。腸が敏感な人はゆっくりたべるようにして、また自分のおなかに合ったヨーグルトをさがしてチャレンジしてみましょう。

アミノ酸ダイエット

アミノ酸ダイエットとは

アミノ酸を摂取することにより、体内で脂肪を燃焼する「リパーゼ」という酵素の働きが活発になり脂肪を分解し、運動を組み合わせることでさらに脂肪を燃えやすくして、基礎代謝量も増加して太りにくく、リバウンドしない体質を作るというダイエット法です。

アミノ酸には20種類ほどありますが、とくにダイエット効果があるのは、リジン、プロリン、アラニン、アルギニン、グルタミンの5種類です。
このうち、グルタミン以外の4種類は、脂肪を分解する酵素の働きをします。
リジンは必須アミノ酸の中の一つで、体内では作られず外部から摂取する必要があります。
これらのアミノ酸が含まれているサプリメントも活用してみるのもいいでしょう。
さらに運動をすれば、脂肪を含んだ血液が筋肉に流れ込み、有酸素運動により体脂肪はエレルギーとして燃焼します。
アミノ酸を摂取して運動をすることで、脂肪をより効果的に燃やすことができるのです。

ここもすばらしい!

ご飯、みそ汁、納豆、豆腐、焼き魚といった日本食は、理想的なアミノ酸の取り方だといえます。
お米には7%のたんぱく質が含まれていますが、ややリジンが少なくメチオニンが多い特長があり、大豆にはリジンが多く、メチオニンが少ないので、両方をとることで必須アミノ酸をバランスよくとることができます。
アミノ酸が効率よく脂肪を分解するためには、アミノ酸+運動を組み合わせるのがベストで、激しい運動ではなく、軽いストレッチやウォーキング、サイクリングなどの有酸素運動で充分です。
アミノ酸は体温が上昇しすぎると、脂肪を分解する酵素の働きが弱くなるので、いきなり激しい運動をして体温が上がらないように注意が必要です。
日常のアミノ酸を含む食事+運動前のアミノ酸補給で、脂肪が分解されやすい体になります。

ポイント

アミノ酸はただ飲めば痩せるというものではありません。
アミノ酸を飲んで30分ほどしたら、有酸素運動をすることがアミノ酸ダイエットには大切です。
アミノ酸は糖と同じカロリーがあるので、運動などで燃焼しないと、糖や脂質に変わって蓄えられてしまいます。
激しい運動で体温が上がらないように注意しましょう。

ビール酵母ダイエット

ビール酵母ダイエットとは

ビール酵母の中に含まれている、グルカン、マンナンという多糖体が水分を吸収し満腹感になるため、食事量が減り、食物繊維が腸内環境を整えて便秘を改善する効果があるダイエット法です。

ビール酵母とは、ビールを製造するときに利用される発酵菌のことで、ビール製造工程でビール酵母は、大麦のミネラルや、アミノ酸などの栄養を取り込みながら、どんどん増殖していきます。
発酵を終えた酵母は下に沈んで、上澄み液がビールとなります。
ビール酵母の主成分はたんぱく質で、ビタミンB郡、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、リン、銅、亜鉛、マンガンなどミネラルと、体に必要なものがほとんど含まれています。
ビール酵母そのものには、直接ダイエットにつながる要素はないのですが、食物繊維が多く含まれていて、便秘を解消するのに効果的なのと、ビール酵母に含まれている、グルカン、マンナンといった多糖体によって、これらが水分を吸収することで膨張して、満腹感が得られるので、自然と食事の量を抑えることができます。

ここがすばらしい!

ビール酵母ダイエットは、1日1,2食をビール酵母入りヨーグルトにすることで、カロリーを抑えて痩せる、低カロリーダイエット法です。
ビール酵母は粉末、または錠剤になっていて、これをヨーグルトに混ぜて食べることによって、満腹感が得られます。
なので、何も食べないで空腹にじっと耐えるダイエットとは違って、ストレスが溜まりにくいといわれています。
たんぱく質やミネラルが豊富で、体に必要な物がほとんど含まれているので、ダイエット中の栄養補給にピッタリで、食物繊維で便秘も解消できます。
ビール酵母はアルコールではないので、お酒を受け付けない人でも安心してとることができます。

ポイント

粉末のビール酵母を摂取する場合、ヨーグルト100gに対して、大さじ1杯のビール酵母をダマにならないようによくかき混ぜて食べましょう。
酵母には独特の臭いや味がありそれが気になるという人は、ヨーグルトに果物やジャム、レモン汁を絞ってみたりして、食べやすいように工夫してみましょう。
ただし、核酸という成分が含まれているので痛風のある人は向かないので注意が必要です。
たくさんの栄養成分が含まれていますが、ビタミンA、C、Eが不足しているので、他の食品で補うようにしてください。

黒酢ダイエット

黒酢ダイエットとは

黒酢に含まれる成分BCAA(分岐鎖アミノ酸)とクエン酸によってダイエット効果が期待できるというダイエット法です。

1日1~3回約30mlの黒酢を毎日飲んでいきます。
黒酢に含まれているアミノ酸で脂肪の吸収を抑え、脂肪の燃焼を促します。
お酢が体にいいというのは昔から知られていましたが、その中でも黒酢が健康食品として注目されています。
料理などで使うお酢は、醸造酢にアルコールを混ぜたものがほとんどで、アミノ酸がほとんど含まれていませんが、黒酢は発酵・熟成に1~3年かけるため、ダイエット効果があるアミノ酸が豊富に含まれています。
また、お酢に含まれている酢酸には、細胞内でエネルギーを作るクエン酸回路を活発にする作用があり、クエン酸回路では、エネルギーの原料として脂肪が燃焼されるため、ダイエット効果が期待できるのです。

ここもすばらしい!

黒酢に含まれているアミノ酸には若返り効果もあります。
黒酢のアミノ酸が体内に取り込まれると、ヒト成長ホルモンという大切なホルモンが分泌されて、古い細胞をどんどん新しい細胞に変えていきます。
このヒト成長ホルモンは歳を取るにつれて、分泌が減っていくため、黒酢のアミノ酸を摂取することで、いつまでも若さが保てるというわけです。
また、日常的に黒酢を摂っていくと、コレステロールや中性脂肪が減少し、血液がサラサラになります。そのほか、体温が上がるので、冷え性にも効果があり、排尿を促し、むくみが取れるといった効果があります。

ポイント

黒酢ダイエット法は、毎日黒酢を30ml、1日1~3回飲むだけです。
お酢をそのまま飲むのには酸っぱくて抵抗があるという人は、水で薄めてはちみつを入れることで、飲みやすくなります。
また、脂っこい料理に使うと脂肪分解の効果もでてきます。
油に黒酢を加えることにより、油の粒子が細かくなり、分解酵素が働きやすくなって、油は体内に蓄積されることなく、すぐにエネルギーとして消費されていきます。
脂っこい中華料理など作るときは、是非お試しください。

耳ツボダイエット

耳ツボダイエットとは

耳にある「食欲中枢のツボ」を刺激してダイエットを行う方法です。

耳にあるツボを刺激することによって、食欲が抑えられ、本来の健康な体のバランスを取り戻して太る体質を根元から変えようというものです。
治療院などで行う場合は、専用の針を使ったり、シール状のものを貼って刺激しますが、自分でも指を使って刺激することもできます。
人間の体には1000以上ものツボがあるといわれていますが、その一つ一つが内臓や筋肉、神経などさまざまな器官や組織と関係しています。
ツボを刺激することで、そのツボとつながっている器官や組織が刺激されて、正常な状態に近づいていきます。
とくに足の裏、手の甲、耳にはたくさんのツボが集中しています。
耳には150ものツボがあるといわれていますが、そのうち6つのツボの効果が合わさって、ストレスなく食欲を抑えることができます。
このツボをマッサージしたり、小さな玉をテープで貼り付けてたりして、ツボを刺激していきます。

1. 神門(シンモン)
精神を安定させて、ストレスを取り去り、気持ちを明るく穏やかにします。
つまり、ストレスによる暴飲暴食を防ぎます。
2. 食道(ショクドウ)
胃、腸、肝臓、すい臓など消化器系全体の働きを正常にして、消化、吸収力を高めます。
3. 噴門(フンモン)
胃の働きを正常にして、消化、吸収力を高めます。
4. 胃(イ)
胃の働き、胃の感覚を正常にします。
消化を高めるとともに、空腹による腹痛や不快感を抑えます。
ストレス性の胃炎や胃腸を改善します。
5. 肺(ハイ)
呼吸器の肺の働きを高めるツボでもありますが、食欲を抑えるツボでもあり、新陳代謝を高め、血行、排泄を促進し、体脂肪がエネルギーに変換されやすくなります。
6. 内分泌(ナイブンピ)
ホルモンなどの内分泌系の乱れを正常にするツボで、生理不順などを解消し、肥満を防ぐ効果があります。

ここがすばらしい!

満腹感や空腹感は、脳の中の食欲中枢が感じ取った情報をもとに決定されます。
それで、食欲中枢につながるツボを刺激することで、食欲を自然に抑えて空腹感と戦わない状態を保つことができるようになります。
空腹によるストレスを抑え、太らない体質をつくる無理のないダイエット法です。

ポイント

ツボ押しの特長は、それ自体ですぐ痩せるというわけではなく、食欲を自然に抑え、消化器官の働きを活発、正常にして、太りにくい体質をつくるということです。
耳のツボはポイントが小さく、自分で正確に押すことは難しいですが、最初は鏡を見ながら、そして一回の刺激を5~8秒ほどじょじょに力を入れて、軽い痛みを感じたら、ゆっくり力を緩めていきます。
これを3回ほど繰り返します。
食事30分前に行うと効果的です。
自分で行うにはツボのポイントも小さく分かりずらいため、気休めにしかならないかもしれません。
専門の治療院を探して行う場合は、多少費用がかかるダイエット法かもしれませんので、ご自身のしっかりとした判断力が必要です。

発芽玄米ダイエット

発芽玄米ダイエットとは

玄米より食べやすい発芽玄米を、白米の代替としてまたは白米に混ぜて食べることで、発芽玄米の中に大量に含まれている「ギャバ」というアミノ酸の一種である成分が、体内の中性脂肪を燃やしてくれるダイエット法です。

発芽玄米は、玄米を水につけて、1ミリ程度発芽させたものです。
玄米は発芽する過程で、休止中の酵素の働きが活発化し、成長に必要な栄養素がフル回転します。
それで発芽玄米は、玄米の時よりも各主成分が増加するのです。
発芽すると、外皮が丁度よい具合に柔らかくなって、玄米より食べやすくおいしくなります。
発芽玄米に含まれる「ギャバ」は、玄米に含まれる「ギャバ」の約3~5倍、白米の約10倍の量が含まれています。
この「ギャバ」がインシュリンの分泌を抑え、肝臓や腎臓などの内臓の働きを活性化し、脂肪を燃やしてくれます。
食物繊維も玄米、白米に比べ6倍で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれているので、野菜不足を補うこともできます。

ここもすばらしい!

発芽玄米の「ギャバ」には、脳の緊張をほぐしたり、イライラを防止するといった効果があり、抑制性の神経伝達物質として機能します。
それが、ダイエット中の食欲をコントロールして、過度の食欲やストレスを抑えたり、リバウンドを防止してくれます。
また、血圧の上昇を抑え、肝臓や腎臓の機能を高める効果もあります。

ポイント

白米と混ぜて炊く場合は、その比率は自由でかまいません。
主食になるものですから、自分の好みに合わせておいしく食べれる配合を見つけてみてください。
発芽玄米は研がなくても大丈夫なので、軽く水洗いして、研いだ白米と混ぜて炊きます。
少し水を多めにして炊くのがコツですが、それもお好みで調整してください。

玄米から発芽させる場合は、トレーや鍋など底が広く水漏れしないものを用意して、玄米を敷き詰め、玄米がちょうど沈むぐらいの水を入れます。
4,5時間おきに水を取り替えながら、夏場なら1日ほど、冬場なら2~3日ほどで発芽します。
発芽するのに最適な温度は30~37度ですが、20度前後でも発芽するので、夏では室内にそのまま放置して大丈夫です。
冬場はラップなどで保温しておきましょう。
発芽するのに酸素が必要なので、密封はしないでください。
発芽したら水を切り、天日干しします。

カプサイシンダイエット

カプサイシンダイエットとは

唐辛子の辛味成分であるカプサイシンに、体内でノルアドレナリンやアドレナリンを分泌させて、体脂肪を燃焼させる働きを利用したダイエット法です。

唐辛子をとると、体が熱くなって汗がたくさん出るのは、カプサイシンの作用で、これはエネルギー代謝がさかんになって、血行をよくし、体温を上げるためです。
カプサイシンは体内に入ると、小腸で吸収されて血液中に入り、脂肪を分解するホルモンのアドレナリンを分泌させます。
アドレナリンが出ると、体が興奮して、体温が上がり脂肪の分解を促進します。
運動をするときもアドレナリンが出て、体温が上がるように、カプサイシンはこれと同じ働きがあるのです。
運動による脂肪燃焼とは異なり、カプサイシンには即効性があり、食後すぐに脂肪を燃やし始めることから、ダイエットに非常に効果的です。
カプサイシンの摂取は唐辛子だけではなく、唐辛子を使った調味料の、ラー油や豆板醤、コチュジャン、タバスコ、粉唐辛子などがあります。

ここもすばらしい!

カプサイシンの作用で体が温まり血行がよくなると、「冷え」や「むくみ」も改善されていきます。
さらに炭水化物の消化を助けて便秘を解消し、美肌づくりに役立ちます。
また、持久力向上や免疫力が向上して、風邪の予防など、さまざまな効果が期待できます。
体を温めることはダイエットだけでなく、健康にもいいですよね!

ポイント

唐辛子だけで痩せようと思ったら、たくさんの量(コップ1杯)が必要になってきます。
現実にそんなにとるのは大変危険なので、適度な量と軽い運動を併用しましょう。
唐辛子の食べすぎは胃腸を痛めてしまいます。
また、大量の唐辛子を長期間食べていると、舌が麻痺して味覚障害を起こす危険があります。
胃腸やのどに異常を感じたらすぐに使用をやめて医師による診察を受けてください。

また、辛いものが苦手な人は、辛さを取り除いたカプサイシンのサプリメントがあります。
運動前に摂取すると脂肪が燃えやすくなります。
唐辛子をそのまま食すより、バラエティ豊富な唐辛子調味料を使って味に変化をつけ食事を楽しんだり、サプリメントで上手に取り入れてみましょう。
キムチは唐辛子のカプサイシンと、発酵することで発生する乳酸菌など、ダイエット効果の高い成分が含まれている優秀痩せ食材です♪

ギムネマダイエット

ギムネマダイエットとは

ギムネマ・シルベスタに含まれるギムネマ酸を摂ると、甘いものを食べても甘味を感じさせなくなるので食欲がなくなり肥満防止になるというダイエット法です。

ギムネマ・シルベスタとは、インド中南部原産のガガイモ科の植物で、インドネシアなど熱帯・亜熱帯地方にかけて広く自生しています。
インドではグルマール(糖を壊すもの)と呼ばれ、2000年前から糖尿病の治療に使われており、血糖値の上昇を防ぐといわれています。
ギムネマ・シルベスタに含まれるギムネマ酸という特殊な酸を摂ると、舌の甘味を感じる部分にくっつき、1~2分で食べ物の甘いものを感じなくさせてしまい、その回復には1時間以上かかります。
甘みを感じなくなることで食欲がなくなり肥満解消につながるので、食事制限をしている糖尿病患者にとって効果的なのです。

ここもすばらしい!

食べものは胃の働きでブドウ糖に分解されて、小腸の酵素によって体内に吸収されますが、ギムネマ酸を摂ると、小腸の酵素をブロックしてブドウ糖を吸収する量が大幅に減少します。
ブドウ糖の吸収率が下がれば、血糖値も上昇せずインシュリンの分泌も抑えられるため、脂肪がたまりにくくなります。
肥満や糖尿病のコントロールに有効とされるのは、このような作用があるからです。
小腸で吸収されなかったブドウ糖が、大腸で善玉菌のエサとなって、腸内細菌バランスがよくなるので、便通をよくする働きもあります。
またギムネマ酸は虫歯菌のもつ酵素の活性を阻害するので、歯垢ができるのを防ぎ虫歯予防効果もあります。

ポイント

ギムネマ・シルベスタは主にサプリメントやお茶で摂りますが、特に手軽なギムネマ茶はオススメです。
血糖値が上がるのを防ぐので、食事と一緒に飲むとよいでしょう。
食前、食中に飲むと甘みが感じにくくなるので、気になる人は食後がよいでしょう。
血糖値が上昇するのが食後30分ぐらいなので、それまでに飲みましょう。
ただし、糖尿病で血糖降下剤を服用している人は、ギムネマ・シルベスタを併用すると低血糖を起こす可能性があるので注意してください。

カルニチンダイエット

カルニチンダイエットとは

血液中の脂質を筋肉に運んで代謝を促進し、中性脂肪や脂肪酸を活発に燃やしてくれるカルニチンを使ったダイエット法です。

カルニチンは必須アミノ酸であるリジンとメチオニンによって主に肝臓で生成され、主に骨格筋と心臓の筋肉に含まれています。
カルニチンは、細胞内のミトコンドリアの膜の部分で待ち受けて、血液で運ばれてきた脂肪酸を次々と分解して、ミトコンドリアに送りこんでいき、やがてエネルギーとして消費されます。
しかしミトコンドリアに入れなかった脂肪酸は、エネルギーとして消費されずに脂肪に合成されて体内に蓄積してしまいます。
このようにカルニチンは、血液中の脂質を筋肉に運び代謝を促進するために重要な働きをしていますが、20代をピークにして年齢を重ねるごとに体内の合成能力が衰えてくるためにカルニチンが減少していきます。
そこで体外からカルニチンを補ってあげることが、肥満防止へとつながります。

ここもすばらしい!

カルニチンは心臓の働きにも重要なかかわりがあります。心臓は心筋という筋肉によって動き続けていますが、心筋のエネルギーとなるのは70%が脂肪なので、年とともにカルニチンが減少して心筋に取り込まれる脂肪が少なくなると、心臓の働きが悪くなります。
カルニチンは血液透析、肝硬変、糖尿病、心筋などの動脈疾患、静脈栄養など医療現場でも使われています。

ポイント

カルニチンは牛肉やラム肉の赤身の部分に多く含まれていますが、必要量のカルニチンは1日300~500mgでそれをお肉で補おうとすると、1日ラム肉を500g食べなければいけません。
毎日これだけの量を食べ続けるのは困難なので、サプリメントで補うことが一般的です。
最近ではLカルニチンが、スタミナを高めて減量効果を上げるスポーツサプリメントとして普及しています。

チョコレートダイエット

チョコレートダイエットとは

カカオ含有量70%のチョコレートを食事中に少量だけ食べることにより食欲が抑えられ、さらにカカオに含まれる成分が脂肪を燃焼させ肥満を防止してくれるダイエット法です。

チョコレートは高カロリーなので普通はダイエットの大敵と思われがちですが、体内吸収率が早く短時間に血糖値を上昇させるため、食事中に少しだけ食べるだけですぐに満腹感が得られ、それ以上の食欲を抑える働きがあります。

ここもすばらしい!

カカオには「カカオポリフェノール」という抗酸化作用がある成分がたっぷりと含まれていて、老化防止や動脈硬化防止、ストレス解消などの効果があると言われています。
またカカオには、脂肪分散酵素のリパーゼの働きを活発にして、脂肪が血中に残すのを防ぐため、結果的に体脂肪が上がりにくくなります。
チョコレートが大好きな女性の方はたくさんいると思いますが、ダイエットのため泣く泣く控えている人も多いと思います。
ちょっと苦めのチョコレートだけど、1日に少しずつ食べれるし、しかも体脂肪も上がりにくい働きもあるなんて、これはストレスなくダイエットに挑戦できますよね♪

ポイント

ダイエット目的のためのチョコレートは必ずカカオ含有量70%のものを選びましょう!
それ以下のものは砂糖の量が多く甘い為ダイエットに逆効果となりますので注意!
1日の摂取量は50gを超えないように!
板チョコで半分程度が目安となります。
食前などの空腹時に少量をゆっくり食べましょう。
くれぐれも食べ過ぎに注意!

注意!!

チョコレートの減量カカオには、チラミンと呼ばれる血管浮腫物質や、ニッケルが含まれているそうです。
この二つの物質でアレルギー症状がでる人もいるそうなので、アレルギー体質の方は気をつけてください。
どのダイエット法でも共通して、体に異常が出た場合はすぐに使用をやめて医師や専門家の診断を受けてください。

ごまダイエット

ごまダイエットとは

抗酸化物質が豊富なすりゴマを毎日の食生活に摂り入れることにより、血液をサラサラにして老化を防ぎ、食物繊維が便秘を解消するというダイエット法です。

一粒一粒とっても小さなゴマですが、その中には栄養がギッシリとつまっています。
主な成分として、ビタミンE、セサミン、トリプトファン、セレン、鉄分などです。
ダイエットに必要な栄養素が豊富に含まれていますので、毎日の食生活にぜひ摂り入れるのがおすすめです。

ここもすばらしい!

上記に書いた主な成分にはこういう働きがあります。

ビタミンE 若返り成分である抗酸化物質
セサミン 解毒効果があります
トリプトファン ストレスを防止します
セレン ガンを防止
鉄分 貧血を防止

また、不飽和脂肪酸、食物繊維などダイエットに必要な栄養素が豊富に含まれているので、健康的にダイエットできます。

ポイント

1日10g(大さじ1ぐらい)が目安です。フライパンで炒った後すり鉢などで少しごまの形が残るぐらいまですってから食べます。
ゴマ和えはもちろんのこと、ふりかけとしてご飯にかけたり、チャーハンやスープ、サラダにかけたりといろんな料理にかけて食べましょう。
ごまは食べる直前に炒ってするのが理想ですが、毎日行うのは大変になってくるので1週間分などまとめて作っておいて密閉容器に入れて、食卓に置いておきましょう!

キチン・キトサンダイエット

キチン・キトサンダイエットとは

脂肪を含む食べものとキチン・キトサンを一緒に摂ることで、脂肪の吸収を妨げて太りにくくなるというダイエット法です。

脂肪を吸着するキチン・キトサンのダイエット効果を利用したものです。
「キチン」はエビやカニをはじめとして非常に多くの生物に含まれる天然素材で、キチンをアルカリで処理すると「キトサン」が生成されます。
この二つを合わせて「キチン質」と呼んでいます。
キチンの活用について、これまでにさまざまな研究がなされ、その結果工業や農業分野などでキチン・キトサンを色々な製品に加工する試みがあり、その過程でダイエット効果があることがわかってきたのです。
脂肪を含む食べものをとると、それを消化するために体内で胆汁が出ます。
その胆汁にある胆汁酸やリン脂質は食物中の脂肪と混じって、マイナスの電機を帯びた小さな脂となりますが、ここへプラス電気のキチン・キトサンを摂ると、脂を吸着して覆い、そのまま吸収されずに体外に排出します。
キチン・キトサンには脂肪の吸収を防ぐ働きがあるのです。

ここもすばらしい!

キチン・キトサンにはコレステロールを下げる効果があります。
体内のコレステロールは食物から摂取するよりも肝臓で合成される量のほうが多く、その合成は血液中のコレステロール値にも影響します。
肝臓のコレステロールからつくられた胆汁酸はキチン・キトサンと吸着して排出され、肝臓では排出された分の胆汁酸をコレステロールを使って合成します。
その結果、血液中のコレステロール値も下がってくるのです。
また、キチン・キトサンには免疫力を高める効果もあり、食物繊維も豊富なので便秘の解消にも効果的です。

ポイント

市販されているキチン・キトサンの原料はほとんどがエビ・カニの殻を利用して作られているため、エビやカニのアレルギーがある人は摂取を控えた方がよいでしょう。
また、脂質に含まれるビタミンA,D,E,Kなどの脂溶性ビタミンやミネラルといった成分まで吸着して体外に排出してしまうので、キチン・キトサンの過剰摂取は栄養障害を引き起こす場合があります。
用法・用量をしっかり守ってください!

グァバダイエット

グァバダイエットとは

グァバの葉に含まれる「グァバ葉ポリフェノール」の血糖値を下げる効果に着目したダイエット法です。

グァバ葉ポリフェノールは血糖値を下げ、糖質が脂質に変わることを防ぐ効果があります。
グァバの果実はトロピカルフルーツジュースでご存知の方も多いと思いますが、ダイエットに効果があるのはグァバの葉の方です。
食べものを摂ると胃の中で糖質を分解してブドウ糖に変換する酵素が分泌されますが、グァバの葉に含まれる「グァバ葉ポリフェノール」にはこの酵素が活性化されるのを抑える働きがあります。
糖質はブドウ糖に変換されなければ体内に吸収されず、インシュリンの分泌を抑制するだけでなく、ブドウ糖が脂肪に変わる量も少なくなります。
グァバダイエットはこのような効果に着目したダイエット法です。

ここもすばらしい!

グァバの葉にはポリフェノールのほかにも、ビタミン(A、B2、C、E)、カリウム、葉緑素、葉酸、食物繊維が含まれています。
果実にも多く含まれるビタミンCには、抗酸化作用があり、循環器系の病気を防止したり、皮膚の老化を防止する効果があります。
葉酸とは水溶性のビタミンの一種です。
葉酸が不足すると貧血や口内炎、下痢などの症状が現れます。レバーやチーズほうれん草などにも葉酸は含まれています。
また、食物繊維も豊富なのでダイエット中には強い見方です!

ポイント

グァバの葉は一般的には乾燥させてお茶にして摂取します。
グァバ葉ポリフェノールをとるのにも、お茶代わりに飲むのが手軽に摂取できます。
値段も他の健康食品に比べお求めやすく、最近では100円ショップでもグァバ茶は購入できます。
無理なく健康的に長続きできるダイエット法だと思います。
また、お茶だけでなく、グァバ葉からエキスを抽出したサプリメントもあります。

納豆ダイエット

納豆ダイエットとは

腸内環境を整えて免疫力を高める発酵食の代表ともいえる納豆の、痩せる成分ムチン、ナットウキナーゼ、ビタミンB2、イソフラボンなどに着目したダイエット法です。

ナットウキナーゼやムチンなど独自成分の血液をサラサラにする健康パワーはよく知られています。
それ以外でも豊富な食物繊維やイソフラボンで便秘解消など多くの効果を発揮します。

ここもすばらしい!

納豆はたんぱく質やビタミンB群、ビタミンE,カルシウム、鉄、食物繊維などが豊富に含まれる優秀食材です。
とくにビタミンB2が豊富で、大豆の約5倍も含まれています。
ビタミンB2は脂質の代謝に不可欠なビタミンで、体脂肪の蓄積などを防ぐダイエット効果で知られています。
そのほかにも、細胞の再生を助けて粘膜を保護する働きがあるので、皮膚や髪、爪などを健康で美しく保ってくれます。
納豆菌には、腸内の腐敗菌を抑制する働きがあり、お腹の調子も整えます。
食物繊維やカリウムで便秘やむくみ改善にも効果を発揮してくれます。
納豆菌が作り出す酵素のナットウキナーゼは、血液中にできる血栓を溶かしてくれて、これによって血液サラサラ効果を発揮します。
血液がサラサラになれば、血行が促進されて、女性に多い悩みのひとつである冷えやむくみの改善にも働きます。
美容にもダイエットにも効果を発揮する優秀食材です♪

ポイント

食べるときのポイントとして、タレや薬味を加えるタイミングです。
これらは納豆菌の働きを抑えてしまうので、はじめに良くかき混ぜてからタレや薬味を入れるようにしましょう。
よくかき混ぜることで、旨みもアップします。

今ではたくさんの納豆の種類がありますよね。
納豆の選び方として、大豆を砕いて発酵させているひきわり納豆は、発酵する表面積が多いため血液サラサラ効果のナットウキナーゼが豊富です。
ただし皮が取り除かれているので、食物繊維は少なくなります。
噛み応えや食物繊維を多くとりたい方は、粒まるごとの糸引き納豆をセレクトしましょう。
保存は開封前なら冷蔵庫で約1週間の保存が可能です。

開封後は納豆の風味が落ちるため、一度で食べきれるのが基本です。
冷凍保存も可能なので、賞味期限内に冷凍すれば約3ヶ月は保存がききます。食べるときには自然解凍でOKです。

カテキンダイエット

カテキンダイエットとは
カテキンを毎日たっぷりと摂ることで、脂肪を燃焼しやすくなるので、体脂肪が気になる方におすすめのダイエット法です。

食べ物が体の中に入ると、肝臓で食物をエネルギーとして使いやすいように変化させる「β酸化」が行われ、エネルギーに変わります。
カテキンはβ酸化酵素を活性化させて、「β酸化」のスピードを上げる働きがあり、食べたものを燃えやすい状態にするのをサポートしてくれます。
また、余分な脂肪を肝臓に回収してくれる善玉コレステロールだけを増やして、血流を妨げる悪玉コレステロールを退治するので、血液がサラサラになって代謝もアップして、痩せやすい体になります。
しっかり食べてダイエットしたい人には、ぴったりの飲みものです。
カテキンはポリフェノールの一種で、お茶の種類によって名前が変わり、そのうち緑茶に含まれる8種類のカテキン類を総称してカテキンと呼びます。

ここもすばらしい!

カテキンには腸内の悪玉菌を抑えて善玉菌を守る働きがあり、腸内環境を整えて便秘もスッキリ解消できます。
そして、消化酵素の働きを阻害して、糖質の血液への吸収を妨げる働きもあるので、食後の血糖値の上がりすぎを防ぐ効果もあります。
強い抗酸化作用もあり、消臭効果など見逃せない効果がたくさんあります。
すぐに生活に取り入れられるのが魅力です。

ポイント

1日500mg以上のカテキンを摂ります。
湯飲み茶碗一杯の緑茶に含まれるカテキンは、50mg程度だそうです。
なので、普通に入れた緑茶ならば、1日10杯以上飲む必要があります。
濃く入れた緑茶を1日10杯ほど飲むか、高濃度のカテキンが含まれているお茶や、サプリメントなどを利用すれば、効率的に摂ることができます。
カテキンは、番茶に多く含まれているそうです。

飲むタイミングとしては、食べ物が腸へ吸収される食前、食中、食後が効果的なので、食事をするときは常に緑茶が必要ですね。
緑茶を飲むだけの方法なので、短期間で効果は表れないと思いますが、体にもいいものですので、日々の習慣にすれば長続きできると思います。

緑茶には体を冷やす性質があるそうなので、冷え性の人は控えるか、冷たいものより温かいお茶でお試しいただくとよろしいかと思います。
上手に摂って、ダイエットの味方につけましょう♪


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