意外と知らない接待を受ける側のマナー

意外と知らない接待を受ける側のマナーのポイント解説

独断で接待の約束をしない

取引先から招待を受けた場合は、必ず上司に報告する。食事に誘われた場合も上司に相談してからにしましょう。

自分だけ誘われたのでは上司が気を悪くするとか、上司よりも自分のほうが評価されたのでは?
という考えは落とし穴?!
相手はそれなりの理由があって誘っています。

誘う側も会社のお金で遊びたいわけではありません。仕事なのです。

・個人的に気に入ってプライベートな付き合いをしたいと考えているケース。
・会社の情報収集をしたいケース。

後者のケースが多いほうが普通です。
誘われた時点ではどちらのケースか判断がつきにくいものです。
そのため誘われたら迷わず上司に相談します。
顔なじみになっている取引先とのちょっとした食事でも、時間があれば上司に報告すべきです。

上司の代役で取引先の招待に応じる場合は、事前に上司が先方に連絡をしてるはずですので、出かける前にその確認をとっておきます。
出席者についての情報も上司から聞いておきましょう。
できれば上司に「代理として○○を行かせますので、宜しくお願い致します」と上司の名刺に一筆書いてもらったものを持参するといいでしょう。
あいさつの場で、まずその名刺を出し代理であることを述べ、それから自分の名刺を渡すようにします。
接待を受ける立場であっても、代理ということをわきまえ、決して横柄な態度をとらないように注意します。

立ち入った話は軽く受け流す

招待する側からすれば、情報を引き出したりすることもありますが、立ち入った話になったら、
「私にはよくわかりません」
とはっきり言うことも大事です。
調子に乗って上司の仕事ぶりや、評価などをペラペラをしゃべらないようにしてくださいね。

その場は気があったとしても、二次会の誘いは断ったほうがいいでしょう。
翌日は上司に報告することを忘れないように、お土産などもらった場合は正確に伝えましょう。

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