テレビなどでもよく話題になっている、間違った敬語の使い方を載せています。
あたりまえに使っている言い回しも、「実は間違った使い方してたんだ!」と驚くかもしれませんよ。
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お食事を召し上がられましたか? |
↓ |
尊敬語の「召しあがる」と「動詞+れる・」の二重敬語になっています。 |
○ |
お食事を召しあがりましたか? |
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○○さんがおっしゃられたとおりです。 |
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尊敬語「おっしゃる」に「動詞+られる」の二重敬語です。くどい印象になってしまいます。 |
○ |
○○さんがおっしゃったとおりです。 |
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あちらでうかがっていただけますか?(目上の人などに話すとき) |
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「うかがう」は謙譲語なので、目上の人に使うのはとても失礼になります。 |
○ |
あちらでお聞きになっていただけますか? |
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○○でございますね。(お客様などに対して使うとき) |
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「ございます」は「ある」のていねい語で物扱いになります。 |
○ |
○○様でいらっしゃいますね |
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とんでもございません |
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よく使われますが、、「とんでもない」は「とんでも+ない」ではないので、否定語は「とんでもなくない」です。でも発音しにくいため「とんでもないことでございます」というのが正解です。 |
○ |
とんでもないことです |
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どういたしましたか? |
↓ |
「いたす」は謙譲語です。相手にたいすることには「なさる」を使います。 |
○ |
どうなさいましたか? |
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ご注文は以上でよろしかったでしょうか? |
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現在の会話で、注文したのは今なのに、「よろしかった」と過去形にすることはおかしいです。 |
○ |
ご注文は以上でよろしいでしょうか? |
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サイズのほうはいかがですか? |
↓ |
「~のほう」は余計な言葉です。 |
○ |
サイズはいかがですか? |
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こちらが○○になります。 |
↓ |
よく飲食店で耳にしますよね。「なります」ではこれから○○に変化していくという意味になるのでおかしいです。 |
○ |
こちらが○○でございます。 |
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ご苦労様でした。(目上の人に対して) |
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「ご苦労」はねぎらいの言葉です。目下の人が目上の人の労をねぎらっては失礼になるので、目上の人には決して使ってはいけません。 |
○ |
お疲れ様でした。 |
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私もご一緒いたします |
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「いっしょする」という言い方は目上の方に失礼になります。 |
○ |
私もお伴いたします。 |
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どうぞお召しあがりください。 |
↓ |
「召しあがる」は「食べる」の尊敬語で、その上に「お」をつけると二重敬語になります。 |
○ |
どうぞ召しあがってください。 |